降水(こうすい)とは、地球上の水循環のサイクルのうち、空から水が降ることを指す気象学用語。降水現象ともいう。雨、雪などを指し、雹などの固形の水も含まれる。降水現象によって降った水の量は降水量で表される。また、降水現象が一定時間に起こる確率を降水確率という。
降水現象に分類されるものは、雨、霧雨、霙、雪、霧雪(むせつ。氷点下における霧雨)、雹、霰(雪あられ、氷あられ)、凍雨、着氷性の雨、細氷(ダイヤモンドダスト)などである。気象予報や気象観測など、用いる場面によっていくつかの分類方法がある。
降水現象ごとにその発生時間や降水量を見てみると、雨と雪が全体の大部分を占める。形成過程において、雹や霰などすべての固体降水は雪の形態を必ず経る(細氷は雪を経ないが、それ自体が微細な雪の結晶のもとであるとも言える)。特殊な降水としては過冷却の雨があり、これは大気中を落下している最中は液体で、やがて地面などの物体に衝突した瞬間凍結して固体になる。過冷却の雨が空中で凍ると球体の透明な氷粒となり、これは凍雨と呼ばれる。
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また、降水の分類の仕方にはこれ以外にいろいろなものがある。強度や降水量による分類、継続時間などの降水の様子による分類などである。
短時間に大量の降水があり、降水量の変化が激しいものを「驟雨性」の降水と言い、これと反対に長時間あまり変化しないで降り続けるものを「地雨性」の降水と言う。